夏の室内ばきは肌触り重視です。
今までは布ぞうりをサンダル風に作って履いていました。
手ぬぐいで編んだスリッパ
この夏に作ったスリッパは、猫汕雑貨店(ねこあみざっかてん)様のサイトを参考に作りました。
小さな足
私の足は小さくて、23センチありません。
なので市販のスリッパだと少し大きくて、階段を降りる時にかかと部分が当たって怖い思いをしていました。
なにしろ昨年は足の甲の骨を折って大変な思いをして、ケガには敏感なお年頃なのです。
暑い夏
今年も夏は暑すぎて、靴下を履いていられません。
でも、素足では足の裏がガサガサとささくれ立ってしまいます。
(毎日拭き掃除をすれば良いのですが…。)
それに、骨折の痛みがまだ治らないので、少しでもかかとにクッションがほしいのです。
鼻緒が苦手
子供の時から鼻緒が苦手でした。
指の間が痛くなって、ちょっとも履いていられません。
だから、夫には鼻緒の布ぞうりを作っていましたが、自分のは鼻緒ではなくサンダルのような甲布を織って取り付けていました。
しかも骨折部なので点や線より、面で支えたい。
そんな時に丁寧な編み図を公開してくださっている猫汕雑貨店様のサイトを見つけました。
まずやってみよう!
作り方をフムフムと読んで、手芸タンスや押し入れから、材料を探します。
私は基本、家にあるもので作るタイプ。
材料と道具
23センチ用
・手ぬぐい 33センチx90センチ 3本と少し
・カギ針 6号針
・縫い糸と縫い針
・滑り止め剤
滑り止め剤だけはユザワヤで購入しました。
100円ショップでも売っていたのですが、私の体重がかかって床がベタつくのが怖くて。
手ぬぐいを裂く
作り方の説明通りに約1センチ幅に手ぬぐいを裂きました。
1)まず、縦に半分に折り、また半分の半分。これで8等分、約2センチ幅になったので折り目にハサミで切り込みを入れました。
膝にナイロンの風呂敷を広げて糸くずをガードしました。
2)切れ目から手で裂き始めて、反対側の端から1センチくらいでやめます。
3)全部の切れ目を裂いたら、反対側の端を裂け目の半分の位置にハサミを入れます。
で。
4)ここで2センチ幅のビラビラができたのですが、この2センチを1センチに裂くのが難しかったです。
手ぬぐいは織り目が粗いので、力を入れすぎると裂けずにちぎれてしまいました。
ここは端から互い違いに裂いて行った方がよかったかもと思いました。
途中で切れても、裂き布の良いところは継ぐのが楽なところ。
丁寧な方は2、3針縫い止めるとキレイに継げるのですが、私は絡めておくことにしました。
編む
裁縫と違って、編み物は人によってできあがりの大きさが全く変わります。
編み図通りの目数で片足を編んでみました。
やっぱり大きい。
でも大体の感じがわかりました。
もう片方は足に当てながら編む
初めの片方はそのままにして、もう片方を編んでいきます。
1段編むごとに足に当てて大きさを確認しながら編んでいきました。
型紙は自分の足です。
今度はうまくいきました!
解いて編む
最初に編んだ大きな方は解いて編み直しました。
これで両方ぴったりにできました。
底裏を縫い付ける
底を縫い付けて、スリッパの形になりました。
滑り止め
裏側のつま先寄りとかかとに滑り止めを塗りました。
ポチポチと5ヶ所ずつ。
これを24時間乾かします。
完成
滑り止めが乾いて、完成です。
履き心地
最高です。
肌触りがとても良いです。手ぬぐいですからね。
そして滑り止めも効いています。
次に作る時のためのメモ
手ぬぐいは、裂いている途中でちぎれてしまった分があるので、ギリギリ3本でできたと思います。