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彼岸花が咲いた

園芸

彼岸花が咲いた

彼岸花が咲いたんです。いきなり。 

台風の雨が続いたのでしばらく窓を開けなかったのですが、今朝は久しぶりに晴れて気持ちよくカーテンと窓をガッと開けました。

え、

彼岸花?

 

白い彼岸花

1本だけ、咲いています。

なぜここに。

いえ、なんとなくアレじゃないかなーという覚えがあります。

謎の草

義父母が遺した荒れた庭を、少しずつ片付けていました。

草木が植わっているので一気に処分するわけにもいかず、四季の様子を見て手を入れています。

その中に、謎の草があったのです。

シュッとした葉っぱ

初めはスイセンかと思いました。

それなら育ててみようと肥料をやり、水をやりましたが、一向に花が咲きません。

(ここで1年が過ぎました)

次に、ヤブランではないかと考えました。

半日陰でもとても元気な葉を伸ばしていたので。

でも、ヤブランにしては少し柔らかくて背が高い。

葉っぱ的には、ヤブランよりスイセンに近いのです。

Googleレンズで検索してもわかりませんでした。

根っこ

謎の草の右側には、発泡スチロールの容器が埋まっていました。

これを片付けるために掘っていくと、謎の葉っぱの根元の土が崩れてきました。

いい機会なので根元を観察します。

スイセンにある『ハカマ』がありません。

球根様の膨らみもありません。

私の知っている植物の中では、端午の節句にお風呂に入れる菖蒲に近いと感じました。

外側の葉っぱをちぎって匂いを嗅いでみましたが、あの芳香はしませんでした。

3年育ててみた

なんの植物かわからないまま、肥料をやって様子を見ることにしました。

すると、不思議なことに、夏ではなく冬に青々と葉が茂っていることに気づきました。

謎の草は、冬の庭をイキイキとさせる下草の役割をしてくれていました。

春が過ぎると枯れる葉っぱ

そして、春が過ぎて、チューリップの葉が枯れるのと同じ時期に枯れていきます。

カサカサにならず、とろけるように枯れる。

なので毎年この時期に片付けていました。

葉の数が増える

初めてみた時からは少し葉っぱが増えてきたようでした。

10本くらいの葉の数が、30本近くに増えています。

そして彼岸花とわかった

今朝、花が咲いて、ようやくあの葉っぱが彼岸花だとわかりました。

土手や道路脇に彼岸花が咲いていたときは写真を撮ったこともありますが、花が終わると足を止めることもなくなります。

なんとなくワサワサと細長い葉っぱが出ているのは知っていましたが、じっくり見たことはありませんでした。

なぜここに

なんでここに彼岸花があるのかは、もうわかりません。

種が飛んできたり、鳥の落とし物というのも考えにくいです。

義父母のどちらかが植えたのでしょう。

きっと来年も

義父母がいなくなって、その庭で咲く彼岸花。

おしべの様子からすると、私が気付く数日前には咲いていたはずです。

ちゃんとお彼岸に咲いていたのですね。

仏壇に手を合わせ、義父母に報告しました。

きっと来年も咲いてくれますよ。

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