いろいろ忙しい年末ですね。
毎年作るおせち料理にきんとんがあります。
昔は茹でて裏ごしして作っていましたが、最近はポテトマッシャーでつぶすだけにしています。
このほうがとても手早くできるし、お芋の風味が残る気がします。
それに裏ごし器に残る、サツマイモのスジの始末が面倒でした。
年末のゴミ収集が終わってから作ることが多いおせち料理。
なるべく生ゴミは減らしたいところです。
サツマイモの皮でおやつ
なので、皮も食べちゃうことにしました。
中はきんとんに。皮は揚げてしまいます。
きんとんを作る
メインはきんとんです。忘れてはいけません。
きんとんも、なるべく時短で作ります。
1、サツマイモの両端を少し落として、3センチくらいの輪切りにして、切る側から水にさらしておきます。(皮のおやつの作り方は、次の項目から)
2、たっぷりの水とクチナシの実を鍋に入れて火にかけ、中まで柔らかく茹でます。
(クチナシの実は軽く割ってお茶パックに入れると楽に取り出せます)
3、クチナシの実とお湯を捨て、ポテトマッシャーでつぶします。
マッシャーの代わりに大きなフォークでもOK。
4、栗の甘露煮のシロップを少しずつ加えて弱火にかけながら木ベラで混ぜます。
5、砂糖を少しずつ混ぜて、ミリンも大さじ1杯くらい加えます。
6、冷めた時に硬くなるので、少しゆるめの時に火を止めます。
7、栗を加えてサッと混ぜできあがり。
きんとん用のサツマイモを茹でている間に、皮のおやつを作ります。
サツマイモの皮をむくところから。
サツマイモの皮を厚めにむく
サツマイモの皮は厚めにむきます。
切り口をよく見ると、薄い皮の下に茶色っぽいスジの部分があります。
きんとんにするには、この部分まで厚めにむきます。
皮を利用するときは、半分のところで切り離すと後の作業が楽になります。
サツマイモを半周ごとにむいていく感じです。
きんとん用のお芋と一緒に水に浸けておきます。
皮を切る
お芋の半周の長さにむいた皮を、縦に2mmくらいの幅に切ります。
切ったそばから水にさらしておきます。
全部切り終わったら、少しさらしておきます。
水気を拭く
しっかり水気を拭きます。
これが一番重要なところです。
油で揚げる
フライパンに油を熱して、高温で揚げます。
油は皮の厚みより少し深めがいいと思います。
よく水気を拭いておかないと、油がはねて掃除の手間が増えるので注意です。
泡がなくなってきたらOKです。
白っぽければふわふわの、茶色っぽければカリカリの食感になります。
油を切る
バットに上げて、油を切ります。
上の写真だと、左側がカリッとタイプで右側がフワッとタイプです。
油きりはキッチンペーパーだけで済ませたいところですが、網がないと食べた時にベチャっとするように感じます。
サツマイモの皮のおやつのできあがり
よく油が切れたら、これでできあがりです。
砂糖を振らなくても十分な甘さがあります。
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